
こんにちは、ヨガインストラクターのReinaです!
ヨガレッスンの最後に先生が鳴らす鐘の音色、とても綺麗で心が清まる感じがしますよね。
本記事では、『あの鐘はなに?なんのために鳴らしているの?』という疑問にお答えします。

目次
ヨガレッスンの最後に鳴らす鐘はなに?
ヨガの先生が鳴らしている鐘は『ティンシャ』といいます。
ティンシャはチベット密教由来の鐘です。
お坊さんの法具のひとつとして、場を清めたり、魔除けとして使われているそう。
ティンシャの効果
古来よりティンシャには様々な効果があると言われています。
ティンシャの効果
- 場を清める浄化のパワー
- 魔除け
- 目覚めの合図
- 純粋な音色による癒し
楽器的側面だけでなく、スピリチュアルなパワーを秘めたものでもあるんですね。
なぜシャバーサナの最後に鐘を鳴らすの?
私が鐘を鳴らす理由
「気持ちよく目覚めてほしい」「癒しや浄化の力を感じてほしい」「雰囲気が出るから」など、先生によって理由は様々だと思います。
ヨガレッスンの最後にティンシャを鳴らさなければいけないルールはありませんのでね。
私は、純粋にシャバーサナ後に聴くティンシャの音が好きだったから、生徒さんにも同じ体験をしてほしいと思って鳴らしています。
シャバーサナでリラックスしきった身体にはティンシャの音がすっと沁みていくから心地よいですよね!
魂を呼び戻すための音という説も
「魂を呼び戻すために鳴らす」という先生もいました。
シャバーサナは、別名「屍のポーズ」というくらいです。
身体は完全に休息状態に入り、まるで死者のように身体から魂(意識)が抜け出した状態になっています。
ティンシャの音色や響きを耳や肌で感じることは、再び身体の感覚を取り戻すこと。
つまり、ティンシャは身体と魂が繋がっていること(=生きていること)を感じるための音ということです。
一度屍となり、また生き返るからこそ、当たり前に存在する命の尊さを知る。
「シャバーサナの前後で私たちは生まれ変わっているんだ」ともその先生は仰っていました。
ティンシャの音色の心地よさは、生きていることの心地よさなのかもしれませんね。
おすすめのティンシャの使い方
ヨガインストラクター以外にも、マイティンシャを持っている人は少なくありません。
私もティンシャを買ってから、生活がちょっぴり潤いました。
せっかくなのでレッスン以外での使い道をご紹介しますね!
シャバーサナの最後に鳴らす
ヨガレッスンでは先生がティンシャを使って起こしてくれますが、自分で起き上がってから鳴らしても十分心地よいです!
私の普段の方法はこんな感じ。
- シャバーサナから、ゆっくりあぐらの姿勢に戻る
- 静かに3回ティンシャを鳴らす
- 目を閉じて、響きが消えてゆく時間を味わう
シャバーサナ後は瞑想に入りやすいので、そのまま瞑想を続けてもOKです。
ティンシャがあれば、お家ヨガ時間も雰囲気が出て盛り上がります。
鐘の響きに集中して瞑想する
「家で瞑想したいのに、全然集中できない」という時におすすめの方法です。
こちらもやり方はとっても簡単。
- 瞑想に入る前にティンシャを鳴らす
- 目を閉じる
- 今この瞬間に聴こえる音に全集中する
- 集中力が高まるまで1〜3を繰り替えす
ティンシャを使って行う瞑想のメリットは2つあります。
ひとつめは、意識を向ける対象(音)があるのでマインドフルな状態に移行しやすいこと。
ふたつめは、ティンシャの音色にリラクゼーション効果があるため、体の力が抜けた状態で瞑想できること。
集中しようと思うあまり、身体に力が入ってしまう方には特におすすめです。
ティンシャを購入するには?
私が普段のレッスンで使用しているティンシャはアマナマナさんのものです。
アマナマナはヨガインストラクター御用達の超有名店です。
あの高級ホテル、マンダリンオリエンタル東京のスパでも使用されているそう。
お値段は4桁後半〜最高級のものでも1万円台後半。
一生涯使えることを考えれば、買いかなと思います。
私は1万円台前半の物を使っていますが、文句なしの素敵な音色でした。
厳選されたティンシャのみを販売しているようなので、少し高いですがどれを買っても間違いないと思います。
【安心の交換保証付き】
アマナマナさんのネットショップ(Amazon)では、購入したティンシャの音がお気に召さない時のために交換・返品保証が付いていて安心です!
※楽天、Yahooショッピングは店舗によって対応が異なります
まとめ
ヨガには全く興味を示さない旦那も、家でティンシャを鳴らすと「いい音だね〜」と毎回話しかけてきます。
ティンシャの音は人を惹きつける不思議な力がありますよね。
この記事を読んでくださったあなたも、浄化の音色を暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました。