資格取得

【比較】コロナ禍でRYT200は不要に?現役ヨガ講師がおすすめする本当に使えるインストラクター資格

2020年8月20日

こんにちは、Reinaです!

こんな方におすすめ

  • ヨガ資格をとってインストラクターとして活躍したい方
  • RYT200は未取得だけど、他の養成講座が気になっている方
  • ヨガ業界の新人イントラ雇用の動向を知りたい方

ヨガの資格といえば全米アライアンスが発行するRYT200が有名です。

では、RYT200を取得しなければヨガインストラクター(以下イントラと表記します)になれないのでしょうか?

答えはNoです!

この記事ではRYT200未取得でも活躍できるか”という視点から

実用性の高いヨガインストラクター資格をランキング形式にてご紹介します。

第1位 マタニティヨガインストラクター資格(PRYT85)

マタニティヨガは世間への浸透度と需要の高さという点では、群を抜いて優れています。

また、講師としてのやりがいも頭一つ抜きん出ているように思いますね。

初産の生徒さんは特にそうですが、レッスンに来て、先生や他の生徒さんとの繋がりを持つことが精神的な支えになります。

生徒さんの心も体も癒せるマタニティヨガはイントラ的にもやりがいがあり、生徒さんの生まれてきた赤ちゃんとご対面できた日にはもう「幸せ」以外の言葉が見当たらないくらい嬉しい気持ちで満たされます。

女性の産前産後にまつわるヨガの知識はマタニティヨガを学ばないと得られないものですし、他のヨガイントラでは代わりができない希少価値のあるイントラとして活躍の幅が広がる点が高評価ポイントです。

マタニティヨガのインストラクターは活動の幅が本当に広く、助産院や整骨院、市役所でのプレパパママ学級など、レッスンを提供する多くの機会に恵まれています。

普通、ヨガのイントラは限られたヨガスタジオのレッスン枠を奪いあいますが、マタニティのイントラさんはヨガスタジオ 以外の場でもお仕事を獲得できるので本当に”使える”資格だと思います。

ちなみに、マタニティヨガは全米アライアンスが発行しているPRYT85という資格取得カリキュラムがあり

全米ヨガアライアンスの指定校で学べば、卒業と同時にマタニティヨガの指導者資格を取得することも可能です。

(残念ながらPRYT85の取得にはRYT200の取得が必須のため、RYT200を卒業したと同時に二つの資格を手にすることになります)

PRYT85だけ学んでも資格保有者とは認定されませんが、資格保有者と同じカリキュラムで学んだことはレッスン中の自信にも繋がりますよね。

第2位 シニアヨガ

少子高齢化による需要の拡大で、今後活躍の場が広がっていくのではという点を評価しました。

シニアヨガインストラクターが担う役割もまた、これまでのヨガインストラクターに求められていたものとは一線を画しており専門人材としての活躍が期待されます。

就業場所もヨガスタジオ に留まらず、介護施設や病院、地域におけるシニアの集いなど様々な可能性が考えられます。

これはあくまで私の予測ですが、公民館でのヨガやオンラインヨガにおける需要も高いジャンルだと感じます。

若者はインターネットを通じたオンラインコミュニティに属すことが多いですが、対するご高齢の方のコミュニティは場所に縛られがちです。

公民館でヨガ教室を自主開催するならターゲットは高齢者か子育て世代の母親の二択でしょう。

若者は公民館が開いている時間帯だとお仕事なり学校なりで拘束されていますので。

また、ご高齢になるほど家から出ることのハードルも上がります。オンラインでのレッスンが可能であれば嬉しい人も多いでしょう。

シニアヨガを2位にした理由としては、マタニティヨガより認知度が低いことが挙げられます。

シニアの方は若い世代のようにデジタル機器を使いこなせないことが多いので、最初のきっかけづくりにおけるハードルがマタニティヨガよりも高いという点で今回は2位といたしました。

今後の活躍の可能性としてはマタニティと甲乙つけ難いレベルで期待できるものと思います。

第3位 マインドフルネス講師

ヨガじゃない!(笑)

それはそうなんですけど、これはRYTを取得していなくても全く引け目に感じるポイントがないという点でどうしても今回おすすめしておきたかったので3位に入れさせていただきました。

瞑想とヨガではターゲット層が微妙に違ってきます。

マインドフルネスというワードはGoogleのおかげでIT業界は元より、ゴリゴリのビジネスマンの間ではなぜか「イケてるもの」として扱われています。

ヨガは男性にリーチしづらいところがありますが、マインドフルネスなら男性も抵抗なく興味を持ってくれるかもしれません。

また、マタニティヨガとシニアヨガはRYTの知識がベースにあることでより学びを深められるのですが、マインドフルネスはアーサナの知識を要しないので、解剖学やヨガポーズについての基礎を学んでいない人でも自信を持って指導できて良きです。

そして結局のところヨガの行き着く先も瞑想ですので、後々になってもしRYTを取得したとしても、瞑想とヨガの両方の視点から教えられる良い指導者になれますので、発展性も◎というところで第3位といたしました。

資格取得におすすめのスクールはどこ?

講師の質が高いスタジオは首都圏に集中していますが、今はコロナの影響でどのスタジオもオンラインでの養成講座が開講されています。

自宅で有名なスクールの講座が受講できるまたとないチャンスですので、特に地方にお住いの方はこの機会にご検討ください。

※全米ヨガアライアンスの規定により、未来永劫オンラインでの講座を開講し続けることはできないようです。現時点でのオンライン開催は、あくまでコロナ禍での暫定的な対応となります。

おすすめスクール一覧

Firstship

ホットヨガLAVAの系列であるFirstshipの特徴として、首都圏に全国展開していることと、講座の多さ、膨大なノウハウの蓄積をあげます。

東京・横浜・大宮・大阪・福岡と主要都市にスタジオを構えているので、対面で講座を受講したい方はFirstshipが良いですね。

もちろんオンライン対応もしています。

マタニティヨガはもちろんPRYT85認定カリキュラムで運営されています。

シニアヨガに関しては、知名度は低いですが同じグループ会社が「ユズリハ」という介護施設の運営をしており、そこでシニアヨガの指導を行なったノウハウがFirstshipに流れていると思うので、ビジネスの現場で蓄積された知識を存分に学べるでしょう。

今ならオンラインで無料カウンセリングを受けられるので、詳しく聞きたい場合はご利用してみてください。

Firstshipのカウンセリングはどんな小さな悩みも丁寧にヒアリングしてアドバイスいただけるので本当におすすめです。

▼Firstship公式HPはこちら

ヨガジェネレーション

ヨガジェネさんは東京にしかスタジオを構えていないのですが、現在オンライン講座開催中です。

ヨガジェネさんでおすすめの講座は「瞑想」です。

中島正明先生(マサさん)という瞑想に造詣の深い先生が指導者養成講座を受け持っておられますして、その講座が本当に良いです。

マサさんの知識量の膨大さと言ったら、ヨガや瞑想だけに止まらず、脳科学やら仏教やら、、

瞑想はヨガよりも理解し難い部分があるので、指導者を養成できるレベルまで瞑想を極めている方って実はあまり多くないのです。

ヨガ業界の中ではマサさんがおそらく一番名の知れた方だと思いますので、機会が合えば受講されてみてください。

(2020.11追記)

ヨガジェネとマサさんのサポート契約が終了したため、ヨガジェネでマサさんの瞑想講座を受けることができなくなりました。

マサさん(中島正明先生)の講座を受講したい方はヨガ・マスターズさんで受講できます。

▼まずはヨガの基礎(RYT200)を学びたいという方はこちらの記事をどうぞ

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