
こんにちは、管理人です。
今日はただの独り言です。
こんな方におすすめ
- 結婚済み(間近)のアラサー女子
- 寿退社したいアラサー女子
- キャリアについて悩んでいるアラサー女子
寿退社は路頭に迷うきっかけでしかない
いきなりですが、女性のキャリア形成って難しいですよね。
20代前半のわたしはずっと寿退社に憧れていました。
「働きたくない」「幸せになりたい」
その二つが重なると必然的に頭をよぎるワードが「寿退社」ですよね(安直)
当時の職場ははちゃめちゃな労働環境だったこともあり、結婚しても続けられる仕事ではないと見切りをつけてサクッと退職しました。
しかしこの退職をきっかけにキャリアとかマタハラとか、世に蔓延る色んな問題がどんどん自分事化していきました。
結婚を期に退職すると次の職場を探すのに本当に苦労します。今寿退社を考えてる人にはまず、退職のタイミングってめっちゃ重要なんだなって知って欲しい。
育休もらえない問題
働いてないので当然なんですけど、子供を産んでも産休・育休はもらえません。
月収30万円の女性なら育児休業給付金は年間200万円くらい貰えます。すごい額ですよね。
受給するには一年以上雇用保険に加入していることが条件です。
寿退社した場合でも1ヶ月以内に再就職が決まれば前職の加入期間と通算できますが、
1ヶ月以上無職期間が続くとまた0からのスタートになり、給付金をもらう場合は入社から一年を経過するまで出産はお預けとなります。
パートナーとのライフプランをしっかり相談してから退職しましょう。
採用のハードルが上がる問題
寿退社をきっかけに家庭に入らず、家庭との両立がしやすい企業への転職を考える方は多いでしょう。
しかし、結婚を期に退職・転職となると採用試験のハードルがなぜかグッと上がります。
会社としては即戦力として長期的に働く従業員が欲しいですよね。
すぐに妊娠して産育休に入られては、採用コストに見合った労働力と判断し難いものです。
また、運よく入社できたとしても、すぐ妊娠でもしようものなら周囲から「え?」という顔をされても仕方がないです。
正社員希望だと面接で「子供はどうするの?」とか聞いてくる企業もまだまだあるそうです。
聞いてこないにしても、裏では減点要素として働いているでしょう。
既婚・子なし・アラサー女子の三拍子が揃えば、その人のキャリアを考えた時、人事の頭に浮かぶのは「出産、育休、時短勤務」です。
十分なキャリアのない若い女性だと正社員雇用は茨の道と化す可能性があります。
キャリアが途絶える問題
結婚を期に家庭に入るという女性もいますよね。
すぐに子供を産んで、子供が小学校や中学校に上がるタイミングまでは子育てに専念する。
これをやると平気で女性のキャリアは5年、10年の間ストップします。
子供の手が離れた頃に、これからの子供の学費のことを考えたりしてまた社会復帰を希望するパターンです。
ここで問題なのは、自分に残っているものが寿退社前のわずかなキャリアしかない上に年齢は決して若くないという点です。
この変化の早い世界で5年10年ブランクが開くと、業界によっては「昔の人」と捉えられることもあります。
その人が会社で活躍できるイメージが沸かなければ、採用はあり得ません。これまた雇用のハードルは上がるでしょう。
国立社会保障・人口問題研究所の2015年の調査結果ですが、子育てを終えた女性で正社員雇用を希望したのは全体の7.7%でした。
対して87.5%もの女性はパートや派遣社員など非正規での雇用を希望しています。
最初から非正規希望だったのか、正規雇用にも興味はあるが自信がなくて諦めているということなのかの真偽は不明です。
何かを犠牲にしなければいけないのか?打開策は?
前章で見てきたように、寿退社は正直リスクだらけです。

まだ退職前の方!
もう一生働く気がないならまだしも、将来的にはまた社会復帰を希望する方はあらゆる可能性を考えてから行動に移した方が良いです。
幸せの絶頂でこんな事をいうのは気が引けますが、万が一離婚することになったら?という視点も必要かもしれません。
すでに退職済の方!
私は寿退社した後に後悔した口なので、もう取り戻しがつきません。過ぎたことは仕方ないので、その分色々考えました。
理想のライフプランを描いてみて気付いた事
二度と社会復帰したくないなら、こんな記事を読む必要もないわけです。
私自身の理想は、子供の手が離れたら働いてちゃんと収入を得られることです。
でも子供が小さいうちは学童や延長保育は使わずできるだけ一緒にいたいと思っています。

私は当時子供がいなかったので、いますぐ正社員での再就職を目指して頑張るという選択肢も無くはなかったです。
でももっと良い働き方を模索していた時に「派遣社員」という選択肢が出てきました。
派遣社員は冒頭であげた全ての問題をクリアする唯一の選択肢だと思っています。
私が派遣社員になった理由
派遣社員と聞くとネガティブなイメージが浮かぶかもしれません。
私も派遣で働くまではそうでした。でも実際に働き出すと想像以上に自由で良い働き方だなと感じました。
先にあげた寿退社のデメリットも派遣社員なら全てカバーできるんです。
- 育休もらえない問題→もらえます。派遣なら定時退社で月収30万も夢じゃないので正社員でいるより支給額が増える可能性もありますよ。
- 採用のハードルが上がる問題→派遣は採用面接がなく、比較的簡単に仕事が決まります。今後の妊娠出産の可能性など一切気にしません。
- キャリアが途絶える問題→キャリアが途絶えることで何がネックになるか。一番に思いつくのは履歴書に空白の期間ができることだと思います。派遣社員の就業期間は履歴書にも記載できる立派な職歴ですので、家庭と両立しながら働けることの証明にもなります。ずっと専業主婦だった場合と比べ、有利に働くでしょう。
加えて、子供が小さいうちは一緒にいたいという理想も叶います。
派遣社員は正社員より圧倒的にフレキシブルな働き方です。週3勤務の求人もあれば、1日6時間勤務の求人もあります。扶養範囲内で働くことも可能です。
正社員や契約社員だと週5フルタイムが当然の現代において、派遣の自由度の高さは素晴らしいの一言に尽きます。
私は派遣になってから時間に余裕が生まれてヨガインストラクターという副業を始めることもできました。
派遣という選択肢に気付いたことで将来の可能性が広がったし、この道を選んで大正解だったと心から思います。
まとめ
少子高齢化が進んで何かと先の見えない時代です。
一度は寿退社しても、いずれ社会に復帰する必要がある人はどんどん増えていくでしょう。
「あの時こうしていれば」と後悔しないように、未来の選択肢を減らさないためにも、自分のキャリアについて一度真剣に考えてみてください。
そして社会のルールに合わせるだけでなく、自分の理想を叶えるという視点を忘れずに、時間をかけて納得できる道を見つけて欲しいと思います。
何かこの記事が参考になれば嬉しいです。
おすすめの派遣会社はどこ?
最後に、実際に使ってみて便利だと感じた派遣会社をランキング形式でご紹介しますね。
派遣会社によって求人の取り扱いが異なるため、最低でも2社以上で派遣スタッフ登録するのがおすすめです。
初めて派遣にチャレンジしようと考えている方も、今の派遣会社に不満がある方もぜひ参考になさってください!
人によって派遣会社に求める事も違うので一概には言えませんが、管理人的にはパーソルテンプスタッフが圧勝です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。